交通信号サイクル集 踏切信号機編

特に交通量の多い混雑しやすい踏切では、踏切信号により一旦停止を免除させ道路の安全と円滑を図っています。

また、信号交差点に隣接して、あるいは信号交差点のすぐ近くに踏切がある場合に、
踏切の警報機作動と信号機がちぐはぐに動作すると道路が混雑します。
そこで、踏切の警報機と連動させて信号機を動かす仕組み備えた信号機が「踏切連動信号」です。

様々なタイプがありますが、信号の制御システムから大別して次のように分類しました。
呼び方につきましては、私個人のつけた名称で正式な呼び方ではありません。

○必要時のみ行動タイプ
主に単独の踏切に用いられます。
通常は(踏切開放時)は、クルマ用信号は青信号で、列車接近時(踏切遮断時)にクルマ用信号が赤になるタイプです。

○選択タイプ
踏切に隣接した(あるいはすぐ近くの)信号交差点で、通常からサイクルしていて、
踏切の警報機作動があると通常のサイクルに少しアレンジしたかのような動作で動いていくタイプです。
・大阪府大阪市

○延長タイプ
踏切と連動した信号交差点で、踏切遮断中は線路と並行する道路の青信号を延長させて
列車通過後踏切と交差する道路に通行権を移すタイプです。
・滋賀県大津市島ノ関交差点

○特別作動で待機タイプ
踏切警報中の特別作動を持ち、警報中はじっとそのまま待っているタイプです。
・大阪府大阪市梅田ランプ西交差点
・滋賀県大津市島ノ関西交差点
・滋賀県大津市打出浜交差点
・滋賀県大津市市役所前交差点
・京都府京都市北区 京福北野線北野白梅町駅付近 



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