交通信号サイクル集
コメント 滋賀県大津市の踏切と隣接した大きな信号交差点で、踏切の遮断機が閉じている間は、線路と交差しない道路の交通を矢印信号で流します。

場所/観察日 滋賀県大津市                    2008/10/29
交差点名 島ノ関西交差点
形状 踏切と隣接した4差路
パターン 踏切連動信号



大きな信号交差点の横に踏切があり、遮断機が閉じているときは、踏切とは交差しない方向に矢印信号を出して、車を流しています。 踏切には、警報機や遮断機とはまた別に赤二灯式の踏切信号があり、交差点の信号が青のとき左の赤が点滅します。
踏切なので、一時停止をして渡れということなのでしょう。
 
踏切より交差点側にも同じように赤二灯式の踏切信号があり、こちらは警報機が作動しているとき以外ずっと左の赤が点滅していて、警報機が作動しているときは右の赤が点灯します。 交差点の図です。3車線以上ある大通りが交差する信号交差点の横に踏切があり、警報機が鳴っているときは、鉄道と並行する道路の踏切とは交差しない交通を流します。

動画(YOU THBE) 

変則パターン:特殊タイプ

踏切に列車が接近すると、特別作動になり、警報機の作動終了後は、第二ステップになりそこから通常の交通整理に戻ります。

第一ステップから第四ステップのどこからでも特別作動に切り替わるので、前の信号をよく見て行動しないと危険です。



通常の交通整理 (1サイクル=約2分20秒)
第一ステップ(約1分40秒)

鉄道の線路と並行する道路の交通を流しています。

踏切信号(赤二灯式)は、この鉄道の線路と並行する道路から踏切を渡るほうは赤点滅で、その反対側は赤の点灯です。


第二ステップ(約10秒)

鉄道の線路と並行する道路からの右折車のみが進めます。

踏切信号(赤二灯式)は、この鉄道の線路と並行する道路から踏切を渡るほうは赤点滅で、その反対側は赤の点灯です。
第三ステップ(約25秒)

踏切と交差する道路の交通を流しています。

踏切信号(赤二灯式)は、両面とも赤点滅です。

(列車が接近してきた場合は、歩行者信号の青点滅と車両信号の黄が同時に行われ、無理やりこのステップを終わらせるような感じで特別作動へ切り替わります)
第四ステップ(約10秒)

踏切と交差する道路の交通を流しています。

踏切信号(赤二灯式)は、両面とも赤点滅です。


列車が接近すると・・・
踏切に列車が接近すると、警報機の作動よりも先にこの特別作動になります。

上記の第一ステップから第四ステップのどこからでも、この特別作動に切り替わるので、不自然な信号機の動きに戸惑う方も見られました。

列車が通過して、警報機の作動が終わるまで、この特別作動は継続され、その後第二ステップになり、踏切と交差する道路へ通行権が移ります。(通常の交通整理に戻ります)


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